ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ新社屋

ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ新社屋

Concept

半導体工場の建替えプロジェクト

横浜市では前例がない規模の、「市街地調整区域」での建替えを実現するため市役所と協議を重ね、施主を始めとする多くの方の尽力がありプロジェクトがスタートしました。
工場の稼働を止めないため既存建屋の解体と新築工事を2期に分け、1期工事部分を仮使用しながら計2年にわたって工事が進められました。
半導体書込み機器の大幅な拡充を図るため、1期2期にわたる広大な作業場空間を設け、工期ごと床の段差が出ないよう、EXP.Jを用いた2棟の建物ではなく、構造上一体の工場として計画しています。
市街地調整区域での建替え、2期工事による計画への制約、設置設備機器の変更に伴う設計変更、さらには工期に影響を及ぼす各種協議など、多くの困難を乗り越えて工期通りに竣工を迎えられたことを関係者に改めて感謝します。

Data

所在地 :神奈川県横浜市
構造規模 :S造
延床面積 :2912.15㎡
竣工 :2024年
施工 :神興建設
撮影 :ヴィブラフォト/ 浅田美浩、ESPAD環境計画研究所

ミナト・アドバンスト・テクノロジーズ