渋谷の松濤に、静岡のデザイン学校の付属事業であるファッションとアクセサリーの発信基地として建設する事となった。30坪弱の土地に1階にはギャラリー兼お店、２、3階は事務所として計画した。地階は50センチほど下げ、落ち着いた雰囲気の高級店舗となるよう家具をデザインし、店の奥には光が差し込むトップライト天井を設け、店の雰囲気が暗くならないよう配慮した。道路から正面には建物本体から独立したコンクリート打ち放しのゲートを建て、外部階段をゲートに絡めてモニュメント化した。デザイナーのビルとして地域のランドマークとなった。