週末に、20年前に弊社が設計した山梨県八ヶ岳山脚の別荘の改修工事を依頼され、現地を調査してきました。久しぶりに訪れたこの場所には、懐かしい思い出がたくさん詰まっており、時間が経ったことを実感しました。

別荘が完成してから、お施主様はDIYで動物の角や骨の装飾を施しており、より一層山荘らしい雰囲気を作り出しています。自然と調和した空間で、落ち着いた時間が流れる感じがとても心地よいです。

また、山の中にありながら、当時導入したOMソーラーが今でもしっかりと効果を発揮しています。別荘内は寒く感じることがなく、昼間の余温が夜まで残るため、エアコンを使わずに快適に過ごすことができます。竣工から20年が経っても、OMソーラーは変わらず機能しており、その信頼性の高さに改めて感心しました。

竣工から20年。時間が経っても変わらずに快適な空間が提供されていることを改めて実感し、設計者としてのやりがいを感じました。これからも持続可能な空間づくりを目指して、引き続き取り組んでいきたいと思います。

新年明けましておめでとうございます。
2025年1月6日より本格始動いたしました。昨年は多くのご支援をいただき、心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

近年、人材不足や物価高騰が深刻化している中で、設計事務所を取り巻く環境は厳しさを増しています。さらに、法改正や省エネ基準の見直しなどの動向により、業界全体が大きな変化を迎えています。
しかし、弊社ではこれらの課題に振り回されることなく、常に前向きな姿勢で設計活動に取り組んでまいります。

2025年は、以下の分野に特に力を入れていく方針です:

1:木造中規模建築
地球環境への配慮が求められる現代において、木造建築は持続可能な建築の重要な一翼を担っています。私たちは、環境に優しく、かつ高品質な木造中規模建築の設計に取り組んでいきます。

2:福祉建築物の設計
高齢化社会の進展に伴い、誰もが安心して暮らせる福祉建築の需要が高まっています。私たちは、使いやすさと快適さを両立させた福祉施設の設計を目指し、社会に貢献していきます。

本年も新しい価値の創出を目指してまいります。設計に関するご相談やご質問がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
2025年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。

12月も半ばとなり、忙しなさの中に朝の風景に安らぎを感じました。

前日、窓ガラスを掃除したため、借景の樹々がよく見えます。

東側の朝日の差し込む中、紅葉とえのきの大木の影を見ながら幻想的な時間に心が癒やされました。

宮前の家も竣工から28年、夏の涼しさのための緑化計画も今の時期に常緑樹のみとなりました。