施主様の絵画好きが高じて蒐集した、国内外の名画を展示するギャラリーを兼ねた住宅。
エントランスロビーは２層の吹き抜けとし、庭の楓の木々と一体になるよう部屋の南面はガラス面で解放した。ゆっくりと絵画を見ながら癒される時を持てるよう玄関ホールは広く、庭に面しホールの左右に二つのギャラリーを配置した。近代作家の油絵は奥の部屋に収蔵庫を付けて配置し、現代作家の絵画や水彩画などは手前の部屋に、それぞれセキュリティと湿度調整に配慮して計画している。