先週末 府中の家の東屋でハープとチェロによる小さな演奏会が催されました。
当日はのどかな小春日和のお天気で 7月末に竣工した府中の家のお庭は 落ち葉が地面を覆い、紅葉が赤く色づき、辺りの木々も黄色く色づきはじめ 庭の片隅に造られた水場からの流れの音に癒されて 幾年も経過したような落ち着きと心地よさが漂っておりました。
午後の穏やかな木漏れ日を受けて 演奏会はスタートしました。
当日はチェリストの方が サンサーンスの白鳥、ドヴィッシーの亜麻色の髪の乙女等 クラッシックの曲の他、荒井由美のひこうき雲、カーペンターズメドレー、等 年配の方にも馴染みのある曲を選曲してくださいました。
最後には故郷~里の秋~紅葉~小さい秋見つけた~夕焼け小焼けを演奏して観客も皆、マスクをつけながら歌い コロナ禍の中 久しぶりに人とのつながりを感じた温かい時間を過ごせました。
気がつくと近所の方、通りすがりの方も参加して塀のない庭は魅力的な屋外小ホールとなっておりました。
この演奏会を開いてくださったお施主様、チェロとハープの奏者の方々、忙しい中、このコンサートの為に尽力された方々に感謝した一日でした。